カーポートは愛車を守るために必須! メリットと設置のポイントを紹介


埼玉県は一都三県の中で最も車の保有率が高く、82.5%の方が車を保有しています(2016年)。これは面積に対して鉄道の駅の数が少ないことが一因とされており、埼玉県で暮らすなら車は必須といってもいいでしょう。そして、車を所有する際に欠かせないのが保管場所です。今回は、大切な車を守るためのカーポートの知識をご紹介します。



■カーポート設置のメリット



カーポートの大きなメリットは、雨が降っている時でも乗り降りが楽になることです。雨が降っている時の車の乗り降りは、傘を開いたり閉じたりする間にどうしても濡れてしまいます。荷物で両手がふさがっていて、傘を使えないこともあるでしょう。その点、カーポートがあれば、雨を気にすることなく乗り降りができるのです。


また、雨や雪、ひょう、鳥のフンなどへの対策としても効果を発揮します。これらはいつ襲ってくるかわからず、車を汚したり傷つけたりしますが、カーポートがあれば被害を受けません。洗車やメンテナンスの負担も軽減できるほか、長期的に見ると経済的にもお得になるでしょう。


さらに、車を直射日光から守れるというメリットもあります。真夏の直射日光を浴び続けた車内は、50℃~80℃もの高温になるため、暑いだけでなく車内の備品にダメージが及びかねません。加えて、紫外線による色落ちなどの経年劣化も無視できない問題です。カーポートがあればこれらの被害を防ぎ、車の寿命を延ばすことができます。


そして、ガレージより安価に設置できるのも無視できないメリットです。一般的なガレージの設置費用は、1台分で80万円~150万円ほどですが、カーポートなら20万円~40万円程度で済みます。メリットの多さを考えるとコストパフォーマンスは抜群ですから、車が雨ざらしになっているならカーポートを設置するのがおすすめです。



■カーポート選びのポイント



カーポートにはさまざまな種類があり、車や家に合ったものを選ぶ必要があります。ポイントは、所有している車の台数とサイズです。


車を複数台所有していたり、サイズが大きかったりする場合は、それらが余裕を持って入れる大きさ・形状のカーポートを選ばなければなりません。ギリギリの大きさだと、機能を十分に発揮できないこともあるからです。特に、将来的に車の台数が増えたり大きな車に買い替えたりする可能性があれば、あらかじめ余裕を持たせて設置した方がいいでしょう。


もうひとつ気を付けたいポイントは、地域の積雪量と風の強さです。一般的なカーポートは、少なくとも20cmの積雪に耐えられるよう設計されています。地域柄それ以上の積雪が見込まれる場合は、強度の高いものを選ぶようにしましょう。遮蔽物のない場所やビルの隙間など、風の影響を受けやすい場所では、風への強さである「耐風圧強度」がワンランク上のものを選んでください。


そして、車の出し入れのしやすさも大切です。カーポートには大きく分けると、片方にのみ柱がついた「片側支持(片流れ)」タイプと、両側についた「両側支持」タイプがあります。両側支持タイプは耐久力に優れていますが、狭い場所では柱が邪魔になるかもしれません。家や道路との位置関係も考慮して、適切なデザインのものを選びましょう。



■カーポートの設置は地域に詳しい業者に依頼しよう



今回ご紹介したように、カーポートは地域によっても選び方が変わります。地域特性を知らないと、必要以上に高スペックなカーポートを選んでしまったり、風の影響を受けやすいのに安価なもので済ませてしまったりするかもしれません。後悔しないためにも、必ず地域に詳しい業者に施工を依頼しましょう。


埼玉県越谷市のノアプランニングでは、お客さまの要望をお聞きしながら最適なプランをご提案しています。リフォームやリノベーションに加え、外構工事も数多く行っておりますので、カーポートの設置で迷われている方がいらっしゃいましたら、ノアプランニングまでお気軽にご相談ください。