段差をなくし清潔感もアップ。畳からフローリングにするメリットと注意点


日本の伝統的な住宅には畳が付き物で、現在の住宅でも1ヶ所くらいは和室があるものです。しかし、畳の部屋はデメリットを感じることも珍しくありません。そのような時は、フローリングにリフォームするのがおすすめです。ここでは、畳からフローリングにリフォームするメリットや、その際の注意点をご紹介します。



■畳からフローリングにリフォームするメリット


畳は「い草」を織って作られた床材ですが、フローリングは木材を加工した床材です。外見はもちろんのこと、性能にも大きな違いがあります。畳に比べてフローリングが優れている点を見ていきましょう。



・ダニが発生しにくく清潔


畳はその構造上、ホコリやフケ、垢、髪の毛、食べかすといったダニの餌が溜まりやすい性質があります。加えて内部の湿度も高くなりやすく、ダニの温床になりやすいのです。フローリングならこういった問題がなく、ダニが発生しにくいため、清潔な空間を保ちやすくなります。アレルギー体質の方には特におすすめです。



・掃除が楽



前述の通り、畳はさまざまなゴミ・汚れが溜まりやすい性質があります。つまり、掃除も大変なのです。加えて、飲み物などをこぼすと染み込んでしまい、簡単にはきれいにできません。フローリングならサッと掃除機をかけるだけできれいになり、水分も染み込みにくいため、飲み物などをこぼしても拭き取るだけで済みます。



・バリアフリーになる



畳が湿気や経年劣化によって歪むと、小さな段差が発生してしまいます。そもそも、畳はフローリングに比べて厚いので、周囲の洋間に比べて一段高くならざるをえません。こういった小さな段差はつまずきやすく、特に高齢者や体の不自由な方にとっては危険です。フローリングにすれば段差も解消され、安心して移動できる家になります。



■畳からフローリングにする際の注意点


畳からフローリングへのリフォームを成功させるためには、いくつか注意すべき点もあります。以下のポイントに配慮してリフォームプランを立てましょう。


・防音・寒さ対策をしておく



フローリングは畳に比べ、防音性や断熱性が劣ります。ただ入れ替えるだけだと、下の階に生活音が漏れやすくなったり、ひんやりした床に悩まされたりするかもしれません。防音工事や断熱工事もあわせて行うといいでしょう。



・下地の劣化に注意


築年数が古い家だと、床の下地が傷んでいたり、お部屋の角に微妙なずれが生じていたりする場合があります。そのままフローリングを張っても、寿命が短くなったりきれいに仕上がらなかったりするかもしれません。住まいの状態を診断し、適切に施工してくれる会社に依頼するのがおすすめです。


埼玉県越谷市のノアプランニングでは、お客さまの要望をお聞きしながら最適なプランをご提案しています。住宅の構造についても熟知しており、畳からフローリングにリフォームする際も、下地の状態診断をしながら的確な施工が可能です。お住まいのリフォーム、リノベーションをご検討中の方は、住まい工事の専門家のノアプランニングまでお気軽にご相談ください。