ビルトイン食洗機は最新型への交換を!メリットや注意点を解説

ビルトイン食洗機は、システムキッチンのオプションとして人気が高く、多くの方が購入しています。新しい製品も次々に発売されていますが、「別に壊れたわけでもないし、最新型でもそんなに性能は変わらないでしょ?」と、昔の食洗機を使い続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


しかし実は、最新型の食洗機は大幅に性能がアップしており、交換すれば皿洗いが一層楽になるのです。ここでは最新型の食洗機の特徴や、交換する際の注意点をご紹介します。




■改めて確認、食洗機のメリットとは?



最初に、食洗機のメリットを改めて確認しておきましょう。食洗機のメリットは、何といっても皿洗いの負担を減らせることです。食器や調理器具をセットし、スイッチを入れるだけで自動的に洗ってくれるので、家事がとても楽になります。もちろん、洗い物による手荒れの心配もありません。


また、実は食洗機を使うと手洗いよりもきれいに洗えます。手洗いでは熱すぎる60℃〜80℃のお湯を用いるので、しつこい油汚れもしっかりと溶かして洗い流せるからです。加えて食洗機用洗剤には、手洗い用洗剤には使えない強力な酵素が含まれているため、ガンコな汚れもスッキリ洗浄・除菌できます。


さらに、食洗機は手洗いに比べて節水・節電にもなるのが大きな魅力です。Panasonicの調査によると、食洗機での使用水量は手洗いの約9分の1となり、ランニングコストは約51%も節約できることがわかっています。導入にお金がかかっても、最終的にはお得になるので、家計を大いに助けてくれるでしょう。


そして、同じ食洗機でもビルトイン型なら、キッチンまわりがスッキリとした見た目になります。カウンターの上に洗い物カゴを設置する必要もなく、料理スペースを広々と確保できるでしょう。このように食洗機は、実に多くのメリットがあるのです。




■ビルトイン食洗機を交換する際の注意点



ビルトイン食洗機を交換する際には、購入の前に必ずやっておかなければならないことがあります。それは、現在使用中のドア面材やドアパネルの寸法を、正確に調べておくことです。カタログなどで好みの食洗機が見つかっても、寸法が違えば交換はできません。そのため、希望の食洗機が入るかどうかの確認が必要なのです。


もっとも、最近は各メーカーともにさまざまサイズの食洗機を取りそろえているので、大抵はぴったりの食洗機が見つかるでしょう。また、現在使用中のものとは別のメーカーの食洗機への交換も可能です。


ただし、型が古くてメーカーで廃番になっている場合は、面材やドアの厚みをそろえられないこともあるのでご注意ください。実際に交換が可能なのかどうかは、専門業者に確認を取るのが望ましいでしょう。




■最新型は同じスペースで容量アップ、省エネ性・洗浄性も向上!


参照:Panasonic


Panasonicがシステムキッチン対応のビルトイン食洗機を開発したのは、1988年のことでした。それ以降、ビルトインキッチンは目覚ましい進化を遂げ、ここ数年だけでも大幅に性能がアップしています。


まず、最新のビルトイン食洗機が入ったキッチンを目にした方は、「本当に入っているの?」と驚かれるでしょう。最新型はドア部から排気口や操作ボタンが消えており、とてもスマートな見た目になっているからです。インテリア性が高まり、機能性と美しさを両立できるようになりました。


また、内部の構造も工夫されており、従来と同じスペースでも容量がアップ。カゴや中板の配置の自由度も高まり、より多くの食器を洗えるようになりました。Panasonicの最新型なら、3人家族の1日分の食器と調理器具を一度に洗えるほどです。


もちろん、洗浄性能もさらに向上しており、手洗いによる前洗いなしでも食器をピカピカにできるようになりました。さらに、食器の量と汚れ具合をセンサーが感知して、水の量・すすぎの回数・加熱量などを自動調整することで、水や電気の無駄もカットしているのです。


このように最新の食洗機は、一昔前に比べて別物といっていいほど進歩しています。何年も同じ食洗機を使い続けているのなら、ぜひ最新型に交換してみましょう。ただし、寸法や配管の位置などによって設置可能な商品が多少限られる場合もあるため、プロの目による現状確認が欠かせません。まずは専門業者に相談し、最適な食洗機を選んでみてはいかがでしょうか。



埼玉県越谷市のノアプランニングでは、リフォーム・リノベーション、増改築工事、塗装工事などを手掛けています。「ウチに合う食洗機はどれ?」「相当古いけれど大丈夫?」など、食洗機に関して気になることがあれば、水まわりのリフォームも得意なノアプランニングまでお気軽にご相談ください!