皆さんこんにちは。
埼玉県越谷市を拠点に、リフォーム・リノベーション・増改築工事・塗装工事などを手掛けている株式会社ノアプランニングです。
毎日必ず使うことになるトイレは、快適に使えてお手入れも簡単な製品を選びたいものですよね。いろいろな種類がある中でも、近年特に人気が高まっているのが「タンクレストイレ」です。「イメージだけでタンクレストイレを選んで後悔した」という意見もありますが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。ここでは、タンクレストイレのメリットとデメリットをご紹介します。
■タンクレストイレとは？
タンクレストイレとは、文字通り「タンクがない」トイレです。従来のタンク式トイレは水を溜めておくためのタンクがあり、その中に溜めた水道水を流すことで便器を洗浄していました。原理そのものは、バケツに水を溜めて一気に流すのとほぼ同じです。
これに対し、タンクレストイレは水道が便器に直結されており、水圧によって水を流します。また、便器と便座が一体化しており、温水洗浄便座（ウォッシュレット）が標準装備されている製品が多いのも特徴です。
■タンクレストイレのメリット
タンクレストイレは、タンクをなくしたことによって多くのメリットが生まれました。主なメリットを挙げてみましょう。
・デザイン性が高くコンパクト
タンクレストイレはタンクがないので、とてもスッキリした見た目をしています。美しい流線型のフォルムの製品が多く、おしゃれなトイレを演出できるでしょう。また、タンクがない分コンパクトになっており、高さ30cm×奥行き10cmほどトイレ空間を広く使うことができます。トイレにあまりスペースを割けないご家庭にもおすすめです。
・掃除が楽
タンクレストイレはコンパクトで表面の凹凸が少ないため、掃除がとてもしやすいのも魅力です。タンクの下やタンクと便器の隙間など、狭い場所を掃除する必要もなくなり、お手入れの負担が大幅に軽減されます。結果としてトイレ全体をピカピカにでき、快適なトイレ空間を維持しやすくなるでしょう。
・節水効果が高い
タンクレストイレはタンク式トイレに比べ、一度に流す水の量が少なく、節水効果が高いのも特徴です。従来のタンク式トイレは、一度に8L～10L程度の水を流しますが、タンクレストイレなら3L～4L程度で済みます。単純に水の消費が半分以下になるため、1年間で5,000円～1万5,000円ほど水道代を節約できます。
■タンクレストイレのデメリット
タンクレストイレはとてもメリットが多い一方、実はいくつかデメリットもあります。特に以下の点には注意が必要です。
・手洗い場がない
タンク式トイレの多くは上部に手洗いがついていますが、タンクレストイレにはありません。そのため、トイレ内に手洗い場がほしい時は別に設ける必要があります。この場合は、かえってスペースが狭くなる可能性がある点にご注意ください。
・水圧が低いと使えないことも
タンクレストイレは水圧によって水を流すため、一定以上の水圧を必要とします。機種ごとに設定されている「最低水圧」を自宅の水圧が下回っている場合は、原則として設置できません。戸建住宅の2階以上やマンションの高層階、築年数が古く水道管の細い家などでは特に注意が必要です。
ただ、最新のタンクレストイレはブースターや簡易タンクを搭載し、水圧を高めている製品も増えています。そのため、水圧の低さが原因で設置できないというケースは、以前に比べると減りました。
また、「手洗い場がない」などのデメリットも、別途リフォームをすれば解消できる可能性があります。理想的なトイレを作るためにも、自分にとって最善の施工を提案してくれるリフォーム会社を探しましょう。
埼玉県越谷市のノアプランニングには、耐震診断ができるスタッフや一級建築士など、専門資格を持ったプロが多数在籍しています。デザインはもちろん機能性や安全面も考慮し、設計から施工まで一貫してお請けできるのが強みです。
築年数に応じたリフォームに加え、テレワークをはじめとする生活スタイルの変化によるリフォームなど、さまざまなリフォームに対応しています。越谷市周辺でリフォームや建て替えをご検討の際は、住まい工事の専門家のノアプランニングまでお気軽にご相談ください。
