男性も料理を手伝いやすいキッチンとは? 共働き夫婦はここに注目!

最近は共働きがスタンダードになってきたのに加え、リモートワークで働く人も増えてきた中で、夫婦間の家事の分担にも変化が起こりつつあります。本当は、もっと夫に料理や洗い物を手伝ってほしいと思っている女性の方も多いでしょう。そんな時は、より使いやすいキッチンにリフォームすると、夫の家事参加を促すことが可能です。ここでは、男性でも手伝いやすいキッチンづくりのポイントをご紹介します。




■共働き夫婦の家事負担の現状



共働き夫婦が増え、家事の分担が進んできたといっても、まだまだ女性の家事負担割合が大きいのが現状です。やや古いデータですが、内閣府の「平成21年度インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査 最終報告書」によれば、共働き夫婦の家事分担の割合は「夫1割・妻9割」という回答が全体の30%を超えていました。


さらに、「夫2割・妻8割」という家庭が24%「夫3割、妻7割」が17%となっています。夫婦の雇用形態や収入の差もあるので、なかなか判断が難しいところではありますが、全体として「共働きでも家事の多くを妻がやっている」という家庭が多いのが実情のようです。


こうなってしまうのは、「家事は女性がするもの」という考え方が根強く残っているのが一因と考えられます。そして、家事にはいろいろな種類がありますが、特に負担が大きいのはやはり料理です。買い物・洗い物・ゴミ出しといった家事は積極的に手伝うものの、料理は完全に妻任せという男性も多いのではないでしょうか。


このような状況を改善し、妻の負担を軽減するためには、男性が料理を手伝いやすい環境を整える必要があります。そこでおすすめなのが、作業しやすいキッチンへのリフォームです。複数人でも楽に作業ができるキッチンがあれば、夫も料理や台所仕事を手伝いやすくなりますし、経験を積むことで主体的に家事に取り組んでくれるようになるでしょう。




■夫が料理を手伝いやすいキッチンとは?



一口にキッチンといってもさまざまなタイプがあり、どれを選ぶかによって作業の効率も変わってきます。夫の料理への参加を促したいのであれば、やはり複数人でも作業しやすいキッチンを選ぶのが望ましいでしょう。そこで、おすすめの3タイプのキッチンをご紹介します。



▶動きやすいアイランド型キッチン

アイランドキッチンは、島のように独立して配置されているキッチンです。周囲の回遊が可能で左右どちらからでも行き来できるので、キッチンが混雑しにくくとてもフレキシブルに動けます。夫婦でそれぞれ別の料理を作る、一方が料理をしている間にもう一方が片付けをする……といった分担作業も行いやすいでしょう。



▶広々とした壁付けキッチン

壁付けキッチンは、シンク・調理台・コンロなどが、一列になって壁際に並んでいるキッチンです。スペースを有効活用しやすく、キッチンをあまり広く取れない間取りでも設置できます。夫婦で料理をするため、なるべく作業スペースを広くとりたい場合におすすめです。ダイニングとの仕切りもなくせば、「ちょっと手伝って」と声もかけやすくなります。


▶動線を意識したL型キッチン

L型キッチンは、壁を利用してシンク・調理台・コンロをL字型に配置したキッチンです。3つの設備間の「三角移動」が可能なので、効率のいい家事動線を確保でき、夫婦2人で作業をシェアするのにぴったり。コンロ台を壁側に配置すれば、ダイニングの床に油が飛ぶ心配がなくなり、お掃除も楽になります。




■使いやすいキッチンにして、夫婦で楽しく家事を分担しましょう!



さまざまな働き方、暮らし方がある中で、家の設備や間取りもライフスタイルにあったものへカスタマイズしたいと考える方が増えています。共働き夫婦なら、料理などの家事も夫婦で分担しやすい家を作るのが望ましいのです。キッチンを自分たちに合った形にリフォームし、夫婦で楽しく家事を分担できるようにしましょう。


ノアプランニングが拠点を置く越谷市でも、共働きのご家庭は多くなりました。都心から程よく離れた越谷市では、毎日都心へ通勤されている方も多くいらっしゃることと思います。みんなが使いやすく手伝いやすいキッチンへリフォームすれば、きっと家族団らんの時間も増えるでしょう。キッチンのリフォームをお考えの際は、ぜひノアプランニングまでご相談ください。