インナーテラスはとても便利! 通常のテラスとの違いや豊富なメリットを紹介

おしゃれなテラスは、読書やティータイムを楽しむための場所として最適の設備です。しかし、屋外のスペースですから天候が悪い時は使えません。また、外部の視線が気になったり、お子様やペットが外に出て行かないか心配になったりすることもあるでしょう。


そのような時におすすめなのが「インナーテラス」です。ここではインナーテラスのメリットや、ご自宅に取り入れる際のポイントをご紹介します。



■インナーテラスとは?



一般的なテラスは、屋外にあって地面より一段高くなったスペースのことです。母屋の横にウッドデッキを設置しているケースがわかりやすい例でしょう。


これに対しインナーテラスとは、完全に室内に設置するか、屋根を設けるなどして半屋外に作られているテラスのことをいいます。室内ではあるものの、他の部屋とはサッシや引き戸によって区切られ、日光が差し込むようになっているのが一般的です。


また、通常の部屋に比べて風通しもいいことが多く、室内でありながら屋外の感覚を味わえます。いわゆるサンルームに近いものだと考えていいでしょう。




■インナーテラスを取り入れるメリット



インナーテラスは通常の部屋やテラスに比べ、とても多目的に使うことができ、多くのメリットを備えています。特に実用性の高いメリットは、洗濯物干し場として使えることです。室内なので天候に左右されず洗濯物を干すことができ、急に雨が降ってきたとしても慌てて取り込む必要がありません。厄介な花粉やPM2.5の付着も防ぐことができます。



また、テーブルやチェアを設置すれば、おしゃれなカフェスペースに早変わり。晴れの日でも雨の日でも、ゆったりとティータイムや読書を楽しめます。コロナ禍で注目されている、リモートワーク用のスペースとしてもおすすめです。直射日光が気になる時は、カーテンを設置するといいでしょう。


さらに、目の離せない小さなお子様や、ペットの遊び場としても活用できます。あくまでも室内空間なのでどこかに行ってしまう心配がありませんし、リビングなどに比べて自由に遊ばせることが可能。もちろん、悪天候の日でも気にせず遊ばせられます。


そして、プライバシー性の高さも重要なメリットです。通常のテラスはとても開放感がある反面、外部からの視線が気になるもの。その点、インナーテラスはある程度視線を遮ってくれるので、家族のプライバシーを守ることができます。洗濯物も安心して干せるでしょう。




■インナーテラスを取り入れる際のポイント



インナーテラスを住宅に取り入れる際は、部屋そのものを新しく作る必要はありません。使っていない部屋をリフォームしたり、ベランダに屋根を付けたりしてインナーテラスを作ることができるからです。この方が費用も抑えられますし、ご自宅の空間を無駄なく使えます。


ただし、設計次第では室内が暗くなったり、動線や日当たりに問題が発生したりして、結局使わなくなってしまうことも珍しくありませんまた、インナーテラスを設置すると、設計によっては建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)が増えることがあります。建ぺい率は地域ごとに制限があるので、場合によっては広いインナーテラスが作れなかったり、他の部屋を縮める必要が出てきたりするかもしれません。


そのため、インナーテラスをご自宅に取り入れる時は、しっかりとデザインを検討して計画的に施工することが大切です。まずは、インナーテラスの施工経験が豊富なリフォーム業者に相談してみるといいでしょう。



埼玉県越谷市のノアプランニングでは、お客さまの要望をお聞きしながら最適なプランをご提案しております。インナーテラスの施工実績も豊富で、日当たりや動線などを考慮しつつ、快適で使いやすい空間を実現可能です。住まいのお困りごとがあれば、住まい工事の専門家のノアプランニングまでお気軽にご相談ください。